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この手で確かめながら、ひたすら丁寧に・・・海苔を焼きます。

海苔作りのご紹介

海苔を焼くだけ・・・のための
私どもの仕事場をご紹介します。


焼き海苔を作る。

「手作り」を基本にしています。

 

原料海苔はお客様の注文内容ごとに、姫路の冷蔵保管庫から各種の生産地の海苔が逐次送られてきます。

海苔の種類は産地だけでなく、厚みなどの特性もあり、相当な数になります。これらをすばやく仕分ける技術も、創業以来培っている大事な技の一つです。

 

加工を待つ様々な産地の海苔


海苔焼き は、専用の焼き海苔機を使います。

弊社には複数の焼き海苔機がありますが、機械ごとに担当のスタッフが決められています。産地や厚さの他、お客様のご要求に合わせた焼き加減を調整するには、機械のクセなどを熟知している必要があるからです。

 


稼働中の海苔焼き機。

100枚単位で焼き海苔機に投入します。

やや高めの温度調整を行う操作パネル。

 

高い温度で焼くことが弊社の特徴です。これにより香ばしさが高まりますが、焼きすぎて失敗する危険もあり、高い技術が求められます。


 

手に触れて確認します。海苔焼きは機械によって行いますが、焼き加減の確認は必ず手で触れて行い、機械に逐次フィードバックします。焼き海苔の繊細な品質確認は人の手に勝るものはありません。

 

 


焼き上がった海苔は自動的に10枚ずつ仕分けされます。

焼き上がった海苔を100枚ずつ束ねます。すべて手作業ですので、焼き加減がすぐに確認できます。

投入、機械の運転からここまでの作業を一人の作業者が行います。

常に焼き上がりの状態を確認しています。

裁断は、ご要求の指定のサイズに対応する裁断機により、焼き上がってすぐに行われます。弊社では複数の種類の型を持っていますので、いつでもどのような裁断でも応じられます。

 


裁断機の一つです。

別な裁断機による作業風景です。裁断後、すぐに梱包されます。

海苔の品種指定から、出荷先、用途、裁断寸法などの情報を簡潔に記載されます。

 

出荷を待つ製品

出荷先はお客様です。梱包の終わった焼き海苔は、お客様ごとにまとめられ、二次問屋を通さず弊社から直接お客様に納品にうかがいます。


 

 

なによりも安全のために

食品を扱うものとして、安全/衛生管理には充分配慮しています。

 

衛生管理には、衛生帽や作業衣の着用はもとより、手作業を行いますので、作業室入室時の手洗いは特に厳重です。

また、必ずエアーシャワーを浴びなければ入室できない順路とするなど、自動的に衛生管理が遵守される工夫をしています。

 


工場作業室内に入る前に、手の消毒洗浄を行います。

石けん → 水洗い → 消毒の順番で行います。

作業室の入り口にはエアーシャワーを設置。必ずここを通り衣服のホコリを取り除きます。